モーターやインバーターのトラブルシューティングFluke MDA-500/550
モーター・ドライブ・アナライザー
モーターやインバーターのトラブルシュートでは測定対象は多岐にわたり、さらに測定項目によってさまざまな方法があります。熟練した技術者であれば様々な状況に対応できますが、どうしてもヒューマンエラーが発生することもありますし、接続方法の確認にはとても手間がかかり効率は良くありませんまた人手不足により、いつでも熟練技術者がいるわけではないという状況もあります。熟練技術者の変わりとなってくれるのがこのFlukeMDAです。
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測定箇所・接続方法の例
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Fluke MDAモーター・ドライブ・アナライザーの提案
Fluke MDA は下記5段階のプロセスで効率よくトラブルシュートを行います。
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測定対象と項目を選択
Fluke MDA内部にはモーターにかかわるあらゆる測定対象、
項目が保存されていますので、実際の測定対象と一致するものを選択します。 -
接続方法の表示
選択した測定対象に対応する接続方法が表示されますので、
これに従ってMDAを接続します。 -
測定、判断の手引きを表示
測定時の注意点や、判断基準などをMDAが教えてくれます。
※日本語で表示されます。 -
測定値の表示
測定対象から必要とされる測定値が自動的に表示されます。
またオートトリガーで理想の波形が瞬時に表示されます。 -
測定値の保存
測定対象が複数の場合は①から④ を繰り返し、
最後に複数の測定データを一つにまとめて保存できます。
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モーターの軸電圧測定にも対応( MDA-550のみ )