FLUKE

クランプ・メーターに関するよくあるお問い合わせ

モデル368と369の2機種が交流用リーク電流クランプメーターです。3mAレンジを使うと、最小10μAまで測定できます。また、最大60Aまでの負荷電流を測定することもできます。

関連ページ:368369

モデル771、772または773の3機種が直流ミリアンペア測定用のプロセス・クランプメーターです。77xはプロセス・ツールの仲間で、現場校正用の性能を備えています。771はmA電流の測定、772は771に加えてmA電流の発生、773は772に加えて直流電圧の測定(0~30V)と発生(0~10V)が可能です。

関連ページ:771772773

フルークのクランプメーターでINRUSHボタンがあるものはモーター始動時などの突入電流を測定することができます。この測定モードで画面に表示される値は、測定を開始してから100ms間の実効値です。100msは商用電源周波数50Hzで5サイクル、60Hzで6サイクルに相当しており、測定期間に発生したピーク電流値はメーター画面に表示された実効値よりも大きい場合があります。

通電導体を挟み込むクランプ部分(ジョー、と言います)で電圧を測定することはできません。電圧測定ができるモデルにはテストリードが付属していますので、デジタル・マルチメーターのようにリードを接触させて電圧を測定します。抵抗測定も同様です。

ベーシック・テスターの仲間であるモデルT6-1000またはT6-1000 PROの2機種では、メーター先端のU字型をしたジョーで50Hz/60Hzの商用電源電圧と負荷電流を同時に測定することができます。

関連ページ:T6-1000T6-1000 PRO

クランプメーター本体で測定する場合、モデル353および355の58mmがフルークでは最大の測定導体径になります。モデル369の測定導体径は61mmですが、369は交流用リーク電流クランプメーターです。

着脱式のフレキシブル電流プローブi2500-18を使えば、交流電流測定に限って127mmまでの測定導体径に対応できます。この電流プローブはモデル376と381には標準付属しており、モデル374と375では別売オプションとして使用することができます。

関連ページ:353355369i2500-18376381374375

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