FLUKE

Desktop PC SoftwareはWindows環境で動作します。Macは動作保証していません。

Fluke Connect Desktop PC Softwareは主に、サーモグラフィに保存された熱画像(is2形式)や熱動画(is3形式)のデータをダウンロードし、分析したりレポート作成したりするために使われます。ダウンロードしたデータをクラウドに同期しておけば、Mobile AppやWeb Appからも確認できます。また、データをアセット(対象機器)に紐づけすると、チームメンバーと共有することができるようになります。サーモグラフィ専用ソフトウェアのSmartViewも引き続きご利用頂けます。それぞれのソフトウェアはダウンロード・ページから入手できます。

Desktop PC Software

ペアリング対応ツール

ソフト内で実行できる操作は製品によって異なります

ツール名をクリックすると製品ページが表示されます。

Desktop PC Softwareへのサイン・イン

ユーザー設定

ソフトウェア画面の右上にある歯車マークを押すとユーザー設定を変更することができます。

  • デスクトップの設定

    ソフトウェア更新の確認頻度や表示する温度単位(通常は摂氏)を変更できます。

  • ユーザープロフィール

    ここからソフトウェアの表示言語を変更できます。言語プリファレンスで日本語を選び、ソフトウェアを再起動すると変更した言語が反映されます。

  • パスワード

    Fluke Connectアカウントのパスワードを変更できます。

ツール

トップ画面の「ツール」タブは、ツールとのペアリングや、ツールに保存されているデータをダウンロードする際に使用します。

ツールのペアリング(USB)

USBケーブルを使ってペアリングする手順は以下の通りです。

  • ツールに付属しているUSBケーブルを使って、PCとツール(電源オン)を接続します。
  • 初めて接続した場合はWindowsがツールを自動的に検出して、必要なドライバーをインストールしますが、環境によって手動でドライバーの更新が必要になる場合があります。
  • Desktop PC Softwareとツールがペアリングされると、トップ画面の「ツール」タブ内の「接続されているツール」リストに表示されます。

ツールのペアリング(WiFi)

WiFiを使ってペアリングするツールの大まかな流れは以下の通りです。細部はツールによっても異なりますので、製品のマニュアルもご確認ください。

  • ツールの設定メニューからWiFiホットスポット(または単にWiFi)をオンにします。
  • お使いのPC側のWiFi設定から「Fluke…」で始まるネットワークを選択します。WiFiアクセスにパスワードが必要なツールはマニュアルを確認して入力します。
  • PCとのWiFiホットスポットが確立してDesktop PC Softwareとツールがペアリングされると、トップ画面の「ツール」タブ内の「接続されているツール」リストに表示されます。

データのダウンロード

測定

トップ画面の「測定」タブは、ダウンロードしたデータを表示や編集する際に使用します。

データの表示と編集

「測定」タブを開くと、サイン・インしたアカウントのメールアドレスのフォルダーにデータ①が表示されます(保存場所をデフォルト設定でダウンロードした場合)。画面の右上に表示される②を押すと表示モードを下図の例から、タイル表示に交互に変更することができます。表示されている測定データをダブルクリックすると編集エディター画面が開きます。

データのクラウド同期

メールアドレスのフォルダーにあるデータ(保存場所をデフォルト設定でダウンロードした場合)は、この時点ではFlukeクラウドに保存されません。データをクラウドに保存して共有できるようにするには、保存したいデータを選んで「グループの操作」の「クラウド同期」を押します。自動的にデータが「FC Cloud」フォルダー内に移動し、クラウドに保存されます。

対象機器

トップ画面の「対象機器」タブは、Fluke Connect Assets(対象機器機能)を利用する際に使用します。アセット(対象機器)グループ、個別アセット(対象機器)の追加作成や、状態のステータス変更、アセット(対象機器)に紐づけされた測定データの分析などが行えます。

アセット(対象機器)に紐づけされたデータはチームメンバーと共有することができるようになります。チームのメンバーは自分のアカウントを使ってソフトウェアにサイン・インするだけで、すでに登録されているアセット(対象機器)のデータが表示されます。新しいチームメンバーの招待やチームからの退出などはMobile AppまたはWeb Appを使って操作します。

レポート

トップ画面の「レポート」タブは、ダウンロードした測定データを利用してレポートを作成する際に使用します。「レポートの作成」を押すと、テンプレートの選択が表示されます。レポートの作成目的に適したテンプレート(例:Basic Thermal imaging(熱画像の基本レポート))を選択してください。

レポートに含めるデータを選択する画面が表示されたら、必要なデータのチェック・ボックスにチェックを入れて「測定の追加」ボタンを押してください。複数のデータを選択できます。

レポートテンプレート

トップ画面の「レポートテンプレート」タブは、レポートに含める項目などをカスタマイズして、独自のテンプレートを作成する際に使用します。「テンプレートの作成」を押すと、エディター画面が開きます。

Fluke Connectアプリケーション別の主な用途

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